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ふくろう通信 11
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2005年和紙手摺りカレンダー 〜
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23年目を迎えた手摺りの大判カレンダーです。版画家としてスタートし、以来ずっと続けてきた仕事のひとつです。カレンダーとしてだけではなく、1枚の作品として楽しんでいただけたらと思っています。
レッサーアートといって、暮らしの中のアート、たとえば、包装紙、ブローチ、Tシャツ、ラベルなど・・・そういう生活の中の美術づくりの一環として、版画を使って表現したいと思っています。木版画ならではの親しみやすさや優しさが、毎日の暮らしの中で心なごませてくれるものであってほしいと願っています。 |
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例年8月頃、版木に直接鉛筆で下描きをします。
テーマは自然の中にあるものや小さい頃の記憶が多いです。
ほぼ構成が決まったら墨をおいていきます。日付や祝日の間違いがないか、何度も確かめて彫りに入ります。
下の写真は摺りの様子です。このサイズになると、1回では和紙に墨がのらないため、
画面を半分ずつにわけ、2〜3回墨をかけなおして摺ります。版木と和紙の状態、湿度なども関係してきます。
午前中、2時間で5枚摺れれば上出来です。全身で摺りますので、午後は大きいサイズは体力的に摺れません。 |
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版木に1回目の墨をおいています。
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だまになったり、墨がムラにならないよう、均等に刷毛をかけます。 |
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一色摺りなので見当がないため、息をとめ、勘で紙をおきます。 |
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1回目の摺りではかすれたようにしか墨がのりません。
半分ずつ、2度目の墨をおきます。 |
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2回目の摺りをしているところです。墨が馴染むように再度バレンをかけます。
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ずれないよう注意をして
反対側も同様に墨をおきます。 |
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こちらも2回目の摺りです。墨ののりの悪いところを中心に、まんべんなくバレンをかけます。 |
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墨のかかり具合を確認しながら、全身の力をバレンにかけて摺ります。
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そっと様子を見ながら剥がしていきます。
気になる場合は3回の摺りに入ります。
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これで摺りは終了です。
墨をかわかして、しばらく重しをかけます。
そのあとサイン入れです。
このままでは額の大きさにあいませんので
和紙の裁断をして、すべてが終了します。
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