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”ゆめもくはん”-ふくろう通信22  A1カレンダー原画完成

 

ふくろう通信 22  2008年A1カレンダー原画 完成

えもときよひこ A1カレンダー 木版画制作風景

2008年のA1カレンダーの原画が完成しました。

これをもとに、デザインがはじまります。

 みなさまにご紹介できるのは、半年後くらいだと思います。

ふくろう通信22では、完成までの過程の1部をご紹介したいと思います。

えもときよひこ A1カレンダー 木版画制作風景『彫り』

えもときよひこ A1カレンダー 木版画制作風景『彫り』

彫刻刀

彫り

まず、版木(シナノベニヤ)に直接鉛筆でイメージを描き、墨を入ます。

写真で使っている彫刻刀は、一番細いタイプ(1.5mm)。

色鉛筆の芯よりも細いです。この彫刻刀を一番よく使います。

ひと彫り、ひと彫り・・・たくさんの時間をかけて彫っていきます。

下絵から彫りあげるまで2ヶ月かかりました。

版木と向き合い、サク、サクと彫り進んでいく時は無心です。

(えもときよひこの日記より)
A1サイズのカレンダーをただただ彫るだけの一日でした。
彫っても彫っても少しずつしか進みません。
彫っていくうちに、絵のイメージも変わり、どう彫っていいのかわからなくなり、彫刻刀の動きが止まるのもしばしばです。
8割は終わっているのですが、肝心のところから先へ進むには、とても勇気が必要です。彫ってしまったら、もう終わりだからです。これから先が最も緊張します。

(制作途中の版木)

えもときよひこ A1カレンダー 木版画制作風景『彫り』

(彫りあがった版木)

えもときよひこ A1カレンダー 木版画制作風景『彫り』 完成図

摺り

いよいよ、摺りの作業に入ります。

まず、大筆で『運び』といって、版木に墨を大まかにのせ、

刷毛で均一になじませていきます。墨の濃さが大事です。

今回は数年ぶりに新しい刷毛をおろすことにしました。

えもときよひこ A1カレンダー 木版画制作風景『摺り』

えもときよひこ A1カレンダー 木版画制作風景『摺り』

えもときよひこ A1カレンダー 木版画制作風景『摺り』

全体を均一に摺ったあと、半分ずつめくって

2度目の墨をかけます。

墨の調子や和紙がのびないよう、一番神経を

使う作業です。

20年愛用のバレン。

一般的な竹の皮ではなく、裏にパチンコ玉のような小さな球がたくさんついています。

 

(参考ページ)  2007年A1カレンダーはこちらからご覧ください。≫